LPR社は、1952年にミッレミレアでおなじみのブレシアでハイドローリック(ブレーキ/クラッチのシリンダー等)メーカーとして操業を開始しました。1977年にピアチェンツァに工場を建設、本社も移転してブレーキパッドの生産を開始します。そしてその後ドライブシャフトやブレーキキャリパー、ウォーターポンプ、ブレーキホース、ベルトテンショナーなども自社生産するイタリアを代表する総合部品メーカーへと発展しました。その確かな技術力は、LPR製品がフェラーリやルノーなどの自動車メーカーにより純正品として採用している事、さらにMagnetti Marelli(マグネッティ マレリ)やFerrodo(フェロード)を始めとする数多くのヨーロッパトップブランドの製品をOEM供給していることで証明されています。
多くのブレーキパッドメーカーが生産拠点を東欧や中国等に移転したり製品の自社生産比率を下げる中、LPRは製品の全てをイタリアの自社工場で生産しています。自社ブランドでの展開のみならず、Bendix(ベンディックス)やJurid(ユーリッド)、Texter(テキスター)等他メーカーへも多数OEM供給を行って来ました。又2014年にはブレーキパッドの純正供給メーカーとして、ルノーの10ベストサプライヤーオブザイヤーに選ばれています。もちろんその製品は全てECE R90の認証を取得済み。純正メーカーとしてトップクラスの性能を維持しながら、原材料の加工から製品化まで全ての行程を一貫して自社で行うと言う、効率の良い生産体制により他のメジャーブランドよりもリーズナブルな価格が実現されました。